そーめんのり

初夏の味覚、ソーメンノリはモズクの一種らしい。流通しているモズクより太く、まさにソーメンのようにすすりこむ。

子供の頃はモズクという存在をしらなかった。はじめてもずくを食べた時は、「細いソーメンノリだなぁ」と思ったほどだ。福岡ローカルな食べ物と知ったのは大人になってからだ。

ソーメンノリは漁師から分けてもらって食べていた。人の手で洗浄してあるので、貝や小海老なんかが一緒に入っていたものだ。

昔ながらの粗削りな磯の香りを愉しみながら、日本酒で一杯。ぜいたくな時間をあたえてくれる食べ物、それがソーメンノリです。

ソーメンノリは、冷凍保存がききます。母親が冷凍庫で保存し、小出しで食べさせてくれていた。もし、多めに手に入る亊があればお試しあれ。

５月はじめだっか、知人から生のそーめんのりをもらった。
軽くゆで、酢醤油でいただいた。
絶品！
来年のシーズンにはぜひ採取にでかけようと思っている。

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いづしんのすけ