キタアカリ

登録番号：（農林）ばれいしょ農林29号、（種苗法）第1812号、（北海道）ばれいしょ北海道第19号
地方番号：北海63号
系統名　：島系524号
系統番号：75002-44

　1975年に北海道農試において、ジャガイモシストセンチュウに抵抗性の調理用品種の育成を目標として、「男爵薯」を母、ジャガイモシストセンチュウ抵抗性の「ツニカ(Tunika)」を父として交配し、1987年に命名登録された。
、　食味が良いことやビタミンＣが多いことが消費者にも徐々に知られ始め、「黄金男爵」、「ＶＩＰ (Very Important Potato)」、「栗じゃが」などの名で売られていることもある。

　そう性は「男爵薯」に近い中間型で、茎色は緑色で茎の基部に赤紫の斑点がある。茎翼は直で、分枝数は少ない。葉色は緑で「男爵薯」よりやや淡い。花の色は「男爵薯」よりやや濃い赤紫系で、花弁の先端は両面とも白い。

　いもの形は扁球形で、皮色は黄色で目の部分に赤紫色の着色がある。表皮は「男爵薯」より粗いため外見に重きをおく市場では、中身の品質が優れている割には不利なことが多い。肉は「メークイン」より濃い黄色。

　休眠期間は「男爵薯」より短く、萌芽、初期生育とも「男爵薯」並ないしやや早い。ジャガイモシストセンチュウ抵抗性遺伝子H1を持ち、パソタイプRo1に抵抗性がある。

　えぐ味がなくややさつまいもに似た良い香りがする。電子レンジ加熱は香りを生かすことができて煮くずれの心配もないので「キタアカリ」に適した調理法である。
　用途は、サラダ、皮つきで蒸す、粉ふき、また、スープなどのそう菜や外食産業にも向いている。
　カロチン含有量が高く、ビタミンＣは「男爵薯」の約1.5倍近く含まれています。グリコアルカロイド含量は「メークイン」、「とうや」より少ない。

　水煮の肉質はやや粉質、貯蔵の経過とともに粉質度が低下していく。煮上がりが早く、煮くずれの程度は「男爵薯」よりやや多い。舌ざわりはやや滑らか、調理後黒変は無い。煮くずれしやすいので長時間煮込む料理には不適。

じゃがいも品種詳説　(2003年10月改訂)より抜粋
http://www.jrt.gr.jp/var/var.html

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いづしんのすけ

キタアカリの人気が高いのか、３種の種芋の中で２Ｋｇ割引袋販売をしていた。思わず６Ｋｇ購入した。３種とは、アンデスレッド、とうや、キタアカリだが、今年はベニアカリも加わり、新タイプ４種だ。

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いづしんのすけ

2008年９月20日から発芽の始まった夏の残り芋（約10Kg）を下の畑に植え付けた。どんな具合に成長し、収穫量、味はどんなになるのか楽しみだ。

2008年春収穫の残り芋を秋植えの種芋にした。

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いづしんのすけ

八女のグッデイで昨年暮れ10KG買った種芋を２月初めに４畝植えた。
３月17日現在８割が発芽した。今年はマルチをしなかったので発芽に時間がかかった。
その後。とうや２KG、ベニアカリ２KG、アンデスレッド２KGを植えつけた。３月13日20日に秋採りアンデス１畝ずつ植えつけ。

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いづしんのすけ

アンデスレッドより収穫が遅れると思ったキタアカリもほぼ収穫可能になった。北海道の春植ジャガイモが今頃出回っている。本来北海道のジャガイモは夏の終わりに出回るのに、ここまで遅くなると春ジャガと秋ジャガが一緒になってしまう。北海道は冷夏だと言う、北九州は冷夏ではなかったが冬の訪れが早いようだ。
ともあれ試し掘りの１株分キタアカリをご覧ください。

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いづしんのすけ