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とうや(じゃがいも)

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solo

通常 とうや(じゃがいも)

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2007/7/2 14:59
solo  管理人 居住地: 福岡県宗像市  投稿数: 146 オンライン
登録番号:(農林)ばれいしょ農林31号、(種苗法)第4232号、(北海道)ばれいしょ北海道第21号
地方番号:北海70号
系統名 :島系546号
系統番号:81024-12

 1981年に北海道農試で、ジャガイモシストセンチュウ抵抗性系統「R392-50」を母、Yモザイク病抵抗性の種間雑種系統「WB77025-2」を父として交配し、翌年より選抜を開始した。1992年に「ばれいしょ農林31号」として登録、道南地方の湖名(洞爺湖)にちなんで「とうや」と命名された。
 ジャガイモシストセンチュウ抵抗性品種の中で最も早期出荷に適した品種で、粘質のいもが好まれる関西方面で評価が高まりつつある。
 花色は白で、大きさは中位、花粉が多く、自然結果は中程度みられ、果実は大きく直径3cm以上のものもある。いもの形は球形で、目は「男爵薯」より浅くて少ない。皮色は黄褐色で、表皮がやや粗くネットがみられます。肉色は黄。
 いもの休眠は「男爵薯」並でやや長い。澱粉価は「男爵薯」より0.5?1ポイント低い。施肥量及び栽植密度に対する反応は鈍く、多肥や疎植でも過繁茂になることはないが、いもの大粒化が著しいので、L規格いもをそろえるには密植が適す。

 いもが球形で、目が浅く大いものそろいが良く、剥皮しやすく歩留りも高く、また酵素による剥皮褐変も少ないので一次加工などの業務用にも適す。肉質はやや粘質で、舌ざわりはきわめて滑らか。煮くずれは「男爵薯」や「ワセシロ」より少なく、調理後黒変はみられない。「キタアカリ」のような香りや、「男爵薯」や「農林1号」のようなジャガイモ臭は少ない。食味の評価は、好みによって異なり、粉質好みの人は低く、粘質を好む人は高く評価する傾向にある。蒸しいもにすると水っぽいが、煮物やサラダ(スライスサラダ)、リヨネーズなどに向く。ポテトチップやフライには向かない。ビタミンC含量は「キタアカリ」より少ないが「男爵薯」及び「ワセシロ」より多い。グリコアルカロイド含量は「男爵薯」より多く、特に曝光による増加が「メークイン」並に多い。

 いも着きが浅く「男爵薯」に比べ緑化いもになりやすいので培土などに注意すること。マルチングなどの促成栽培に向くが、大いもに裂開が発生することがある。澱粉価の上昇しづらい肥沃地、湿地では栽培しない。生育を促進させて、疫病の発生前に収穫することで無農薬・減農薬栽培が可能である。

じゃがいも品種詳説 (2003年10月改訂)より抜粋
http://www.jrt.gr.jp/var/var.html

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いづしんのすけ

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